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突然の悲報

突然の悲報

2010年1月 6日 07:29  posted by quelle chance

今日のロンドンは大雪。私の43回目の誕生日!しかし、今日は自分の誕生を喜ぶ間もなく、

とても悲しい連絡を受けました。

私がかれこれ18年前にお世話になった会社の社長兼デザイナーが乳がんで亡くなったとの事、、、。まだ60歳でした。

ココシャネルの様な女性で、とてもセンスの良い素敵な人でした。

私はその会社でプレスの仕事をさせて頂き、その当時はまだ世の中にインポート製品が今ほど氾濫していない時代。そんな時に贅沢にもバイイングのお手伝いもさせて頂き、初めて仕事として訪れた地がロンドンでした。

ロンドンに限らず、パリ、香港、札幌~福岡まで色んな所へ一緒に同行させてもらいました。

2人で楽しく、時には喧嘩しながら、朝早くからマーケットを巡り、夜は遅くまでミュージカルを見たり、

マダムタッソー蝋人形館に出かけたり、、、、夕焼けの綺麗な時期でした。キングスロードのカフェで夕日を浴びながらお茶した事など、色んな事が鮮明に思い出され 思わず涙がこぼれてしまいました。

この社長に出会っていなければ、今の私は存在しないでしょう。本当に沢山のことを教えて頂き、沢山の刺激を受けました。心から感謝しています。

ただ、残念なのはもう15年以上交流がなかった事です。

15年前、、、当時私は若かった、、、自分の実力を過信しすぎて、自分を認めてくれない社長に反発し、私は会社を辞めました。

当時を振り返ると私は若さと未熟さと有り余るパワーも手伝って、本当に傲慢で嫌な女だったと思います。

私は6年前に子宮ガンを患いました。

 

その時にさまざまな苦痛、恐怖を味わいました。そして同時に命の大切さ、人の優しさ、感謝する事を学びました。

当時の自分の行いが今はとても恥ずかしく、何と愚かだったのだろうと、、、、ずっと気になっていて、、、ガンを患った時真っ先に社長を思い出しました。

その気持ちを綴った手紙を送ろうと何度もペンを執り、、、、ためらわずに手紙を出せばよかった、、、、と後悔の気持ちで一杯です。

私は去年社長を含め2人の女性を乳がんで亡くしました。皆私と時を同じくしてガンを患い、先に旅立たれてしまいました。

私も元ガン患者として本当に切ない。悲しいです。

 

皆さん、年に1度は必ず検査に行って下さい!! 早期発見なら幸いにも私のように助かる確立が高くなります。

 

明日の事は誰も予測できません。だから、毎日を精一杯、悔いの残らない生き方をしましょう。

最も大切な事、感謝の気持ちを忘れず過ごしましょう!

そして、自分をもっと愛してあげましょうね。

最後に、社長のご冥福を心よりお祈り致します。

 

 

 

 

 

 

 

 


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