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一匹狼、はぐれ雲。

一匹狼、はぐれ雲。

2013年3月 6日 07:21  posted by quelle chance

パリファッションウィークも終わり、静かなパリが戻りつつあります。

ブランドに殆ど興味を示さない私はパリに住んでいてもほとんど足を運ばないフォーブルサントノ-レを久しぶりに歩きました。

久々のサントノーレはファッションウイーク期間でもあり世界中から人が集まりごった返しており、

何だか私としては随分と居心地の悪い空間でした。

そして、いまだにブランドを買いあさる人々がいるんだなと、、、改めて驚き。

ヨーロッパではブランド品は横行貴族やそれなりのステイタスシンボルのある人が持つ物であり、庶民が持つ物ではないと考える人々が多いようです。

郷に入れば郷に従えで、私もこれ見よがしな、いかにもブランドと分かる物は身につけません
(もともと好きではありませんけれど)

どちらかと言えば知る人ぞ知る類の上質なもので機能性があり、尚且つスリに狙われないという事をまず第一に考えます。

日本人は一事が万事ブランド志向な人々が多いですね。衣食住にとどまらず学歴、職歴etc.....

なんでだろう.....と道行く人々を眺めながら考えました。

これはどうやら随分と過去に遡り続いているのであろうな.....と。第二次世界大戦に敗れ、文化の遅

れを取り戻そうとした結果、大袈裟に言えば西洋のものは何でもいいものだ!という考えを持つ傾向

が強くなったのでは?と思います。そして、お金こそが全て、人格でなくお金がある人が優れている、

お金の無い人を軽蔑する、人を見かけで判断する、、、、だからブランド&ステイタスが欲しいあまり

日常生活も犠牲にする、ああ、何とも愚かな。

日本の文化は世界に誇れる素晴らしいものが沢山あると思います。決して遅れをとっていません。

もっともっと自信をもって良い筈です。

日本社会は何をするにしろ考えるにしろ、自分の感性、価値を基準に考えるのではなく、周囲からどの様に思われるかを気にする人が多いように思います。

だから皆が皆、流行を追い、同じ物を持ち安心感を得る。高価であればあるほど、それを身に

着ける事により自分がいかに経済的に余裕があるかを示す。
日本人にとってブランド品はそんな道具にすぎないのではないか?とさえ思ってしまいます。

だって、大半の人が素敵じゃないんですもの。

ブランド商品と言われる品々は確かに歴史もあり素晴らしい物だと思います。一流の才能ある人間がデザインし腕のある職人が作り上げる。

しかし、それをしっかりと自分のものとして自分らしく着こなし、またその価値に見合うエレガントな身のこなし、行動をとるべきであると私は思います。

極端に言えば、一円ニ円をケチる人が持つ物ではないと思うのです。

そろそろ日本人もブランドに惑わされるのでなく、自分の目、耳、舌に自信を持って自分の好みを自分自身で判断するべきだと思います。

天邪鬼の私は昔っから、これが常識、これが良い、これが流行などと言われると間髪入れずに真っ向から反発したくなる。

村社会、人と同じが安心の日本では私は一匹狼、はぐれ雲。

でも、私は自分の世界感を持ち好きなものをとことん追求し物作りをしたいと思います。

岡本太郎さんの名言に
「日本人は外国人に"ワンダフル"と言われそうなものばかり作りたがる。僕はそれをぶち壊そうとしているんだ!」というものがあります。

私はそれを胸に、人に、情報に惑わされる事なくわが道を突き進んでいきたいと思います。



























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