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Keep Calm and Carry On!③

Keep Calm and Carry On!③

2014年10月 2日 12:06  posted by quelle chance

検査の結果を聞きに行きました。

当然「転移なし」だと思って疑わず、軽い気持ちで病院へ向かいました。

またまた診察室に入るなり。。。「残念ながら....肺に転移が見つかりました」

もう~嫌だ~結果を聞くたび色々出てくる出てくる!

癌のある右側の肺に6箇所、左側に2箇所。

ただそれを聞いても不思議に何も思いませんでした。へ~そうなんだといった具合。どこまでもアホです。

気持ちはキレイに再建に向かっていましたから、早速紹介状を書いてもらい「ナグモクリニック」へ!

 

クリニックへ向かう前に、KSHSでお隣の席に座ったTさんとランチしました。

彼女は乳がんの手術も再建も済ませた私の大先輩。彼女はとても勉強家で乳がんの事をよく知っています。乳がんテーマパークで大泣きしていた私を心配してとても親身に話を聞いてくれて、

沢山の情報や乳がんにまつわるイベントの情報を惜しみなく下さる本当に心優しい人。

彼女に早速、肺転移の話をしたら、しばらく無言。。。。乳がんの本を出してくれて、詳しく説明してくれました。「祥子さん....あなたの癌はステージ4ですよ。」この部分です、見て下さい一番重い部分に属されるんですよ。。。そのお話を聞いてもピンと来ず、え~~?やだな~~そんなはず無いわよ~!

と、言ってのけた私です。Tさん唖然としていたでしょうね。。。(苦笑)

その足でナグモクリニックへ。

ナグモクリニックは3人の先生に分担されていて、診断をして下さる先生、手術、再建について=ナグモ先生、抗がん剤のお話や総合的なお話をして下さる先生の三本柱になっており、とっても優しい天使の様な看護士さんもいらっしゃいます。

私は特に抗がん剤のお話をして下さったI先生との出会いに感謝しています。

とても丁寧に分かりやすく、でもハッきりと説明して下さいました。

あなたの病状では抗がん剤をしても完治はしない。ならば身体に負担のない治療をするべきである。

そして手術の必要も無い。既に肺に転移している場合は完治は難しく延命するしかない。

そう聞かされ、自分の癌はもう治らないのか???ステージ4とは随分と進行してしまった癌なのだと知ったのでした。

私は彼に出会わなければ、最初の総合病院の先生の、早くしましょう!手術しましょう!抗がん剤をしましょう!という言葉の通り、焦って切らなくても良い手術、辛い抗がん剤治療を選択していたかも知れません。

その治療が一般的だと、なんとなく知識を植えつけられていたからです。

ナグモクリニックでのセカンドオピニオンを機に、真剣に自分の病状と向き合いどんな治療をしようかと考える事になりました。

私としてはナグモクリニックで治療を受けたかったのですが、手術の必要も無いですし、

病状が病状だけに、緊急の場合も想定して、(ナグモクリニックは長期入院施設や救急外来が無い為)総合病院でI先生の治療方針に近い先生を探そうとまたまた病院探しの旅に出る事にしました。

私が再建手術をするとしたら、迷わずここにします。

そしてナグモ先生が私に言ってくれた言葉で感動したのは、

「癌だからと言って絶対に仕事を辞めちゃダメだよ。」そう言ってくれた時、先生に惚れこみました。

そして、診察の最後にご自分の書かれた本に私の名前とご自分のサインを書いて下さり、最後は握手を交わして診察室をあとにしました。

そして名刺も下さり、疑問があればいつでもメールを下さいと。なんて素晴らしい!!!

(これは患者全員にしてくださいます。)

この「握手」も実にフランス的で気に入りました。日本人のお医者様はあまりスキンシップしませんね。と言うか全くありませんよね。

その点、フランスの医療現場ではごく一般的に握手、もっと仲良くなったらビズ(頬にキスする挨拶)

をします。フランスの良い部分は、医師も患者も対等。そんな印象。

ナグモ先生にもそんなフランス流を感じました。

ナグモクリニックの先生方、天使の看護士のIさん、本当にありがとうございました。

 

*画像はナグモ先生から頂いた本、中はサイン入り☆宝物です!

 

 

 

 

 


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