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Keep calm and Carry on! 病院探しの旅。。。

Keep calm and Carry on! 病院探しの旅。。。

2014年10月16日 10:06  posted by quelle chance

がん発見から約二ヶ月を経て、ようやく治療が始まりました。

この二ヶ月間、4つの病院を訪問し、長い長い戦いになるであろうこの病気と共に歩んで下さるフィーリングのあう先生を探す旅に出ておりました。

いわゆるセカンドオピニオンと言うのは、実はそうそう簡単ではないのです。

何が大変かと言えば、人気の病院には患者が集中しますから予約が取れないのです。

癌であるだけでも相当のストレスなのに。。。それに加えてまたこんなストレスが。。。

8月の時点でセカンド、サードオピニオンの予約の電話をしたところ、どこも二ヶ月、三ヶ月待ちはザラです。

私の心の中の取り決めで、9月中に予約が取れる所と決めていましたからそれに従い坦々と一件ずつ電話していきました。

そしてこれにはとても事務的なルールがあります。

元もとの総合病院。私の場合J総合病院からの紹介状が必要で、それぞれのオピニオンの数だけ用意しなければならないのです。

まずはそれを手元に用意しなければ、オピニオンの予約は取れません。

普通ならばこの資料を作成するのに2~3週間かかります!(ふざけんな!!)

ですが、J総合病院の当時の主治医の先生は本当に良い人で、嫌な顔せず全て大至急ご用意して下さいました。本当に感謝の気持ちで一杯でした。

気は焦るばかり。。。私の第一希望だった聖路加は8月の電話の時点で10月2日にしか予約が取れないとの事でしたから泣く泣く断念。

その後乳がん患者の方のご意見を伺い、実際入院されてどうだったか?術後の傷跡は?など色々なお話を総合して、乳がん界のゴッドハンド先生のいらっしゃる、S大学病院、

M記念病院の二つを予約しました。

ちなみにこの時期はもう頭はパニック、気も狂わんばかりでした。

8月の時点でS大学病院は9月24日、え?一ヶ月も先???

そして、M記念病院には、とにかく早くしてください!との私の気の狂った状態を察してくださり、

9月中旬に予約を最優先で入れてくださいました。

もうこの時点で気分はM記念病院に動いておりました。スタッフの対応は大事ですね。

しかも、オピニオンは自費扱いです。金額は30分1~3万円と言うのが相場です。

M記念病院は30分2万円也!!!(高いっ!!!)

さて、先にM記念病院の福内先生という男性の先生とオピニオン。

午後二時に予約を入れ、本当に親切にして頂いた連携科のスタッフの方の案内でオピニオン室へ。

時間通りにオピニオンは開始されました。

先生は本当に優しい良い方で私の希望をまず聞いてくれました。それを聞いた上で、色々と説明して下さり、抗がん剤はしない方針の私の意見を了承下さいました。

そして、「大丈夫!あなたの肺転移の癌はまだまだ小さいから、消えるんじゃないかな?」その言葉にどんなに救われ希望が持てたことか。。。。この時点で好感触!!

念のため翌週S大学病院へ。S大学病院はオピニオン室にてお話をするのでなく、普通に診察室でオピニオン。ですから待合室には患者の方々が溢れ返りスゴイ状態に。。。

予約時間を大幅に2時間半も遅れ、ようやくオピニオン開始。

名医の女医さんはサバサバとされていて良い感じの方でしたが、持っていったCDのデーターがパソコンに読み込めないという事態で。。。えっ?それじゃ~ちゃんとした意見が聞けないじゃん~!

って感じ。アバウトな所が気になりました。ちなみにこちらのオピニオンは30分1万円です。

しっかり仕事してくれよ!!

「うんうん、なるほど、あなたの癌は完治しないからね、まぁあなたの仰るとおり、抗がん剤は避けても良いと思うわよ。」サバサバの度を越えてます先生。完治しないのはよ~~く分かってますが、そんなに念を押さなくても。。。

いくら名医でも、やはりフィーリングの合う合わないってのは大切です。

病気の時には希望の光を与えてくれる先生の方が遥かに良いと実感。

そして私はこのM記念病院=三井記念病院の福内先生に決めたのでした。

長い長い2ヶ月間でした。過日のダイアリーにも記しましたが、かかりつけ医から総合病院を紹介してもらう際に自分の第一候補の病院を紹介して頂くとその分手間が省け精神的にも良いでしょう。

ただ、その病院の治療方針に疑問を持った場合、私のように何件も納得のいく病院選びをする事を強くお薦めします。

私の一番最初のJ総合病院の担当の先生はそれはそれは良い先生でした。

ただ、治療方針が、即手術で全摘出、その後抗がん剤治療というとても過酷なものでした。

先生が良い人だからと、そのまま従っていたら私は今頃心も身体もボロボロだったでしょう。

抗がん剤で気力体力、そして美しい自分の乳房そして髪まで失っていました。

病気になったらまずは腹をくくり、自分の病気について勉強しましょう。

そして、「Keep Calm and Carry on」 冷静に戦い続けよ(落ち着いて自分のすべきことをしよう)

この言葉を胸に、冷静に一歩ずつ階段を登って行きましょう。

大丈夫!自分を信じましょう!!

どうぞこの体験が人々のお役に立てますようにと願っております。

 

 

 


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